製品のここに特許を取ろう!

特許は、製品の付加価値である差別化要素に取りましょう。

企業側が考える付加価値と、お客様が考える付加価値は違います。
ですからまずはこの違いを理解すると、特許を取るべき差別化要素が見えてきます。

企業側が考える付加価値は、「売上から製造原価を引いた粗利」です。
「粗利」を増やすためには、製造原価を抑えるか、製品の価格を上げるか。
増収につながるこれらの要因が付加価値となり、特許を取るべきポイントになります。

次に、お客様目線の付加価値です。

これは、お客様の満足のいく価格から実際の購入価格を引いた価格です。
100円の品物に対して、100円以上の価値があると感じられたら、お客様の付加価値が高いということになります。

お客様目線の付加価値はお客様の満足度で決まるので、なかなか数値化ができません。

とはいえ、解決する方法となる逆算の発想があります。

「こんな商品を開発したい」
「こんな人に買ってもらいたい」
「これぐらいの利益をあげたい」

このような商品コンセプトを検証することから始めるのです。

お分かりになると思いますが、この検証は「お客様」の研究が必要になります。
お客様にどうしたら、喜んでもらえるのかという考えが必要です。

数値化はできませんが、お客様の満足度から考えていくので、「先に目標を設定する=逆算する」ことで、お客様の満足度を仮想するのです。

こうした手法の開発は、中小企業に向いています。

中小企業の場合、この逆算の発想をするのは社長の役割です。中小企業は社長の声が反映されやすいので逆算が可能ですが、実は大企業にはなかなかできない作業です。

ぜひ、中小企業が大企業に伍していくためにも、社長自らがリーダーシップを発揮して逆算の発想で開発をしてほしいのです。

しかし、逆算の発想は、独創的でなくてはなりません。多くの人が賛成する内容は、他の会社も考えることになってしまうからです。

独創的な発想は、反対されることが多いのです。
独創的な開発は、誰が責任を負うのかということが問題になるときがあります。
しかし、社長であれば、開発を推し進めることができるはずです。

お客様に満足されるであろう斬新な発想が、特許を取るべきポイントです。

 

関連記事

新刊紹介

この記事が読まれた回数

  • 746現在の記事:

最近の記事

  1. 2019.05.8

    塀の機能


 

嶋 宣之 ウェビナー集

▲中小企業が特許で儲ける方法
 

▲「特許」で頭脳を活性化させる方法
 

▲「特許」で自社を守る方法
 

▲中小企業の「特許」の意義
 

PAGE TOP