ノウハウを暗黙知から形式知へ

自社のノウハウをはっきりと言い切れる人は少ないと思います。ノウハウを“漠然”としかとらえていない人がほとんどだからです。

例えば特許を出願するときに、人に知られたくない技術を「それはノウハウにすべきで、特許出願はしない方が良い」などということがあります。

しかし、そのノウハウを具体的にどうやって管理するかを検討する会社はほとんどありません。「ノウハウにしよう」で終わりです。

実は、特許よりもノウハウの方が真似しにくいものです。だから、特許とノウハウとがペアになる管理を積極的に進めていくことができれば、知的財産をもっと強力に保護できます。

そのためには、自社のノウハウを集大成化した「ノウハウ集」を作るべきです。そして、そのノウハウ集には、新しいノウハウをどんどん追加していくべきです。

ノウハウで最も価値があるのは、製造ノウハウや実験データなどのノウハウです。それらを収集して、文書にまとめることが必要です。

文書にまとめ上げるのに、知財の専門家を活用すべきです。なぜなら、知財の専門家は無形の知的財産の扱いに慣れているからです。

知財の専門家は、発明者から発明を聞き出すときの要領で、社内のノウハウを貪欲に収集すべきです。

そして特許出願するときには、その技術がどのノウハウを活用できるかを考えるべきなんです。

 

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  1. 2019.05.8

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