企業は、目指す目的が統一されて始めて成り立ちます。
企業は、基本的に価値観を同じにする者の集団、すなわち同質化された者の集団です。
企業が目指す目的を達成するという意味で、価値観が同質化されていなければなりません。
しかし、同質化ゆえに問題も発生します。
① 異質のすばらしい問題を否定する
異質のすばらしい問題が提案されても、「そんなことできるはずがない」などといって、それを否定します。
② 同質のすばらしい問題に気がつかない
同質のすばらしい問題を提案されても、「そんなことあたりまえ」などといって、それを否定します。
企業は価値観を同質化しなければならないという目的を持っているがゆえに、異質の問題あるいは同質の問題を謙虚な気持ちで受け入れることが必要です。
社内に、「そんなことできるはずがない」あるいは「そんなことあたりまえ」という言葉が行き交うようだと要注意です。